コロナで閉園になる保育園・幼稚園が増え続ける中、仕事をしながら自宅保育をしているパパさんママさん、本当にお疲れ様です。数日ならまだしも、1週間以上その状態が続くと仕事もうまく回せず、子供もかまってちゃんになったり騒いだり…と精神的にきますよね。
私も産休に入る前は保育園の登園自粛で仕事をしながら自宅保育を2か月行い、大変でした…。
我が家ではおうちモンテに頼りつつ、色々なお手頃価格のおもちゃを色々と買い足し、何とか乗り切りました。
今回はその中でも、長女が特にはまったデュシマ社のリモーザをご紹介したいと思います。
子どものおうち時間の過ごし方に悩む人に、少しでもお役に立てるアイディアを提供できればうれしいです。
2歳以降のお子さんだと、一人で結構な時間集中して取り組んでくれるかと…!
リモーザについて
リモーザは、柔らかいプレートの上にボタン型のパーツを押さえてはめ、模様を作るモザイク遊びです。プレートは四角と六角の2種類で、パーツは直径1cmちょっとの大きさです。
商品の特徴・遊び方
プレートについて
プレートはプラスチック製でとても軽く、小さな子でも片手で持てます。
ちょうど大人の女性の手のひらくらいの大きさです。
2種類の形は画像のような感じです。
柔らかい素材のためハサミで切ることもできるのがこの商品の最大の特徴です。
子供にとって大きいと感じたら小さく切ることもできますし、好きな形をアレンジすることもできます。
表面はツルツルしており、裏面に突起がついているので、表裏はわかりやすいです。
パーツについて
パーツは全部で5色あります。(青・緑・黄・赤・オレンジ)
上面は丸くつるつるしており、下面に突起がある、キノコのような形をしています。
小さいボタンくらいの大きさなので、誤飲には十分注意する必要があります。
写真の入れ物はセリアで購入しました。お試しセットの量だとぴったりでした。
遊び方
プレートにパーツを好きなようにはめていく、単純な遊びになります。
パーツはプレートの上から軽く押すだけで簡単にはまり、プチプチはまる感触が癖になり、子供たちは飽きることなく集中して取り組めるようです。
初めは単純に全ての穴にパーツを埋めていく作業に熱中するかと思いますが、年齢が上がるにつれ、色々な造形も楽しむことができます。
はめるのは簡単な一方、ひっくり返しても外れないので作品が途中で壊れることもなく、安心です。
外すには少し力とコツがいるので、できるようになるまで時間がかかるかもしれません。
できた作品は棚などに立てかけることもできますし、紐で通して壁にかけることもできます。子どもたちが作るたびに飾ってあげると、喜ばれます。
知育メリット
本当に見た目も遊び方もシンプルなものですが、この商品にはいろいろな知育メリットがあります。
【メリット4選】
- 指先の力を鍛えられる
- 集中力がつく
- 想像力がアップする
- 色の識別がつく
指先の力を鍛えられる/集中力がつく
小さいパーツを100個前後入れられるプレートに押し込んでいく遊びですので、自然と指先の力がついていきます。指先の力が鍛えられると、脳の発達を促すとともに、自宅でのお手伝いや園でのノリやハサミの作業をスムーズに行えるようになるというメリットがあります。
また、1つのプレートに入れるパーツを考え、埋め込んでいくのにかなりの時間を要しますので、集中力も身につけられます。
想像力がアップする
100前後入れられるプレートに5色のパーツをどう埋めて何を作るか、考えを巡らせ実際に作っていくことで相当の想像力がつくかと思います。
お花の形を作ってみたり、動物の顔を作ってみたり…。
小さく切ったパーツでも、絵本に出てきたグッズと同じものを作ってみたりするといった発想も生まれたり。
可能性は無限大です。
色の識別がつく
プレートは使いませんが、5色の細かいパーツを収納する仕切りのある箱を用意し、仕切りごとになんの色を入れるようにするかわかるように工夫すると、子どもは片づける際、色ごとに分けて収納箱に入れてくれるようになります。こうすることで色の識別がつくとともに、指定された場所に正しいものを片付ける、といった力もつきます。
2歳児が使った感想
この商品は3歳からの使用が推奨されています。2歳でも十分遊ぶことはできますが、プレートをそのまま使うのは少し難しいようにも感じました。
我が家ではお試しパックの他、プレート2枚(正方形と六角形)を追加購入し、追加したプレートを画像のように分解しました。
子どもに見せたところ、「小さいのは私の、大きいのはママのね!」と言って小さくしたプレートは全て自分の手元に置き、満足そうにしていました。導入段階での興味を引き付ける作戦は成功です。
初めて使う時は、パーツのつけ方がわからないようだったので、はじめに親がお手本を見せる必要がありました。
数日はうまくはめられなかったり、プレートの裏側にはめてしまったりしていましたが、コツを掴むと、どんどん一人でパーツを埋められるようになりました。
慣れてからはすごい集中力を発揮し、小さい正方形はあっという間に完成させられるように。
ひし形にきったプレートは全部青で埋めてみて…
紐をつけて「ネックレスだよー!」と喜んでいました。
これは…!まるでブルーウォーター!!(某アニメ)
使ってみての親としての感想は「買ってよかった!」の一言です。初めは一緒に取り組む必要がありますが、慣れてくると一人で黙々と遊んでくれたので、仕事の会議が入っているとき、忙しい時にはかなり助けられました。
デュシマ社とは
この商品の販売元であるデュシマ社は1925年にクルト・シフラー氏によって創業されたドイツの木製おもちゃメーカーの老舗中の老舗です。
フレーベル理論やゲーテの色彩論から考案した数や形、色彩を自然に学ぶ事ができるおもちゃが多数あり、世界的に多くのファンを抱えています。
木のおもちゃ好きの方には聞き馴染みがある会社かもしれません。
有名な商品としては、「フレーベル積み木」や「小さな大工さん」などがあります。
フレーベル理論をもとに作られた、一番有名な積み木はとても丈夫で時間がたっても形が変わりにくく、面取りも最小限に抑えられています。基尺も統一されており、色々な形を組み合わせることができるのが特徴です。
リモーザを知った時、プラスチック製なのにデュシマ?と驚きました。調べてみると、木製以外のおもちゃもたくさん取り扱っていたんですね。
木のおもちゃのイメージが強くて、あまり他の素材のおもちゃの存在を認識できていなかったのですが、フレーベル積み木に負けず劣らず、最近はLUXYやLumiもデュシマ社の人気商品として頭角を現しているようです。
アクリル製で、光を当てると地面に色のついた影ができたり、雪のオブジェみたいな幻想的な感じになるみたいです。Instagramでこの積み木の投稿を見るたびにとっても綺麗で、欲しくてたまらなくなります…!!
木製でもプラスチックやアクリル製でも、デュシマ社のおもちゃは一見シンプルなものが多いのですが、かなり深く考えられて設計された商品ばかりです。
リモーザ以外にも、たくさん魅力的なおもちゃがありますので、興味がある方はぜひお時間があるときに調べてみてくださいね。
まとめ
今回は、デュシマ社リモーザのご紹介をしました。
知育の面でも良い点が多くありますが、何より一人で長い時間遊んでくれるといった面で素晴らしいと感じました。
もちろんお子さんによって個人差はあるかと思いますが、私としては自信を持って勧められるおもちゃです。
興味がある方がいましたら、お試しパックなどをぜひ利用してみてくださいね。
我が家も娘は2歳なので現時点でお試しパック分のパーツのみ持っているのですが、成長したら増やしていきたいと考えています。
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